俺の父親の最期の入院を思い出した。

実家を継いだ兄貴によると、94歳だった親父はある日、朝飯に出てこず、行ったら布団から起きられないと言ったらしい。

病院に行ったら、脳梗塞的な具合だったらしく、すぐ入院になった。

俺は兄貴から聞いて、見舞いに出かけた。

父親は会ったら、「文昭、助けてくれ」と目を剥いていった。もう、死ぬと思ったんだろう。こんなことを子供に言う気持ちを考えると、怖かったんだろう。

ときどき、この父親の様子を思い出す。

その後父親は、次々と体が壊れていって、体がむくみ始め、意識不明になり亡くなった。

確かに、正気なら人間は怖くて、怖くて、どうにかなっちゃうだろう。

フランス、ルールマラン城での切り絵のデモンストレーション!

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